2012年4月25日水曜日

チケットの粒度はどのくらい? チケットを完了にできる人は誰?

どうもです。TECOです。しがないゲームプログラマーです。

突然ですが、現在自分が所属しているプロジェクトではチケット駆動でタスク管理しているのです。

今回、そこにちょっと気になることがあるので書き留めておきます。

前提

プロジェクトのメンバーは数十名である。
プロジェクトは数名規模の複数の班で構成されている。
班には班長がいて、もちろん班長も実作業を抱えている。
まぁ、そこまで険悪な仲ではない。
チケット駆動でタスク管理をしている(Trac、Mantis、Redmineなどを利用)

問題点

うちのプロジェクトでは、タスクをチケット化したら一つのルールがあるのです。

そのチケットを完了にする権利を持っているのはその担当者が所属する班の班長である。

このルールの縛りで仕事をするということは、つまり以下のことを意味します。

チケットが増えるとそれに比例して、班長に「完了にするための作業」が発生してしまう。

つまりは、管理コストが増える!!
するとだ、以下のことが発生!!

チケットが増えれば増えるほど、班長の管理作業時間が増えて実作業時間が減るのだ。

ということは、最悪班長の作業がパンクしそうになるとチケット管理がおろそかになる!?
すると、以下のようなことが起こりかねない。。。

実作業者はチケットの粒度を大きくして班長の「完了にするための作業」を減らす

そんなことになれば、今度は以下の問題が発生する恐れががが

小さな粒度のチケットを発行しづらくなる

すると小さな粒度のタスクは、作業担当者の記憶の中に残っている、付箋に書いて壁に貼ってある、ローカルサーバーで起動している別のタスク管理ツールで管理している、などして作業担当者のタスク作業抜けが起きてないことを神に祈らなければならなくなる。

つまり考えなければならないことは

1.「作業粒度」はどのくらいの粒度で行うのがベストなの?
2. 「チケットを完了にできる権利」は誰が持っているのがベストなの?

それぞれの個人的見解は以下の通り。

1. 5分で終わるようなものからチケット化できるようにする。
2. チケットの内容によって完了にする権利を持ってる人を変える。(作業担当者自身、仕様担当者、班長)

う~ん、でも実際どうするのが良いのだろう。。。

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